速読法のセミナー講師をしている方の本です。
意味のない読書はせず「読んだことを実践し意味のある読書にする、ためにどうすればいいか」みたいなことが書かれています。
「読書が「知識」と「行動」に変わる本」を読む目的
・意味のない読書をしたくない
・成長に繋げるための読書をしたい
学び、気づき
・全部を読む必要はない
・感情が動くと記憶に残りやすい
┗気づきを得たらちゃんと感心しよう
・読書後に、いつか何かに活かせるかなあって考えるのではなく、すぐ行動することが大事
ネクストアクション
・最初に本を読むための目的を決め、質問を考える
・書き出し、目次、終わりにを読む
・目次で読むべきポイントを最初に見極め、どこを読むべきかメモ
・目標1時間で読み、毎日アウトプット、最低でも週1
メッモ
欲しい情報のあるところのみ拾う
具体的なやり方は、本に関する質問を決めて、その質問の答えとなる箇所を探し出す。
1,ゴールを認識し、本を読む目的を決める→5分から10分
2,簡単に概略を掴むため、はじめに・目次・終わりにを確認する→10分から20分
3,質問を決める(掘り下げた目的を考える)→5分から10分
┗例)次の講義でうまく行くには?
┗例)私の目標設定に役立つ情報はなんだろう?
┗例)〇〇を解決するには何が必要なのだろうか?
全てを理解しようとしない
重要なポイントは本全体のうち20%、さらにその20%のうち4%が最重要箇所。
本で読んだ内容を全て実際に行動に移そうとすると、頭が混乱して難しい。
行動に移すために、必要ないところは思い切って捨てる。
多読に挑戦する
並列して、たくさんの本を読むことに挑戦する。
電車の中ではAの本、カフェではBの本、家ではCの本、など。
本を帰る度に頭切り替えられ、「前回はどこまで読んだか」「どんな内容だったのか」を思い出そうとするので、意外と本の内容を覚えられるようになるそう。
1冊の本を何度も読む
記憶に残すためには何度も同じ情報に触れるのが大事。
2回、3回と読む回数が増えると、違う角度から理解できるようになる。
現在地から行動目標までのギャップを考える
理想の状態が100%だとしたら、現在何%か考える。
なぜそのパーセンテージなのかの理由も具体的にする。
そして、ギャップを埋めるための具体的行動を書き出す。