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WordPress構築を外注する前に決めること

WordPress構築を外注するときは、制作会社やフリーランスを探す前に、決めておくべきことがあります。

・何ページ必要なのか
・どこを管理画面で更新したいのか
・公開後の修正や保守をどうするのか

このあたりが曖昧なまま進むと、見積もり後にページ数が増えたり、実装中にカスタムフィールドが必要だと分かったりして、手戻りが起きやすくなります。

この記事では、WordPress構築を外注する前に決めることを、実装者側の視点から整理します。

WordPress構築を外注する前に決めること

WordPress構築を外注する前に決めたいのは、ページ数、更新したい箇所、カスタム投稿・カスタムフィールドなどの仕様です。

この3つが曖昧なままだと、見積もりや納期がズレやすくなります。

特にWordPressは、静的なHTMLサイトと違い、管理画面からどこを更新できるようにするかで実装内容が変わります。

たとえば、次のような情報です。

  • ページ数:トップページ、下層ページ、一覧ページ、詳細ページを含めて何ページあるか
  • 更新したい箇所:お知らせ、実績、スタッフ、料金表など
  • カスタム3兄弟:カスタム投稿、カスタムフィールド、カスタムタクソノミーが必要か
  • 原稿・画像:デザイン時点でどこまで確定しているか
  • 修正回数:どこまでが初回見積もりに含まれるか

実際に、最初は20ページ想定で受けていた案件でも、デザインを確認すると28ページになっていたことがありました。

ページ数が増えれば、当然コーディング量も確認範囲も増えます。
そのため、依頼前の段階で「何を1ページとして数えるか」まで整理しておくと安全です。

見積もり依頼前に整理したい情報

見積もり依頼前には、サイトの目的、ページ構成、更新範囲、素材の状態をまとめておくと進行がスムーズです。

最初から完璧に決める必要はありません。
ただし、分かっていることと未確定のことを分けて共有するだけで、外注先は判断しやすくなります。

整理しておきたい項目は次の通りです。

項目確認すること
サイトの目的問い合わせ、採用、資料請求、実績紹介など
ページ構成必要なページ、一覧・詳細ページの有無
更新範囲管理画面から編集したい箇所
原稿・画像支給済み、制作中、未定のどれか
デザインPC・SPのデザインがあるか
サーバー・ドメイン既存環境があるか、新規取得か

原稿や画像は、デザイン時にFIXしているのが理想です。
ただし、実務では途中で変わることもあります。

大事なのは、未確定のまま進める場合に「いつ確定するか」「変わった場合に納期や費用へ影響するか」を先に話しておくことです。

特にLPやサービスページでは、原稿・画像・ロゴ・実績の有無でデザインの組み方が変わります。

たとえば、仮の写真でデザインを組んだあとに、実際の写真が縦長だったり、解像度が足りなかったりすると、余白やトリミング、スマホ表示の調整が必要になります。

原稿も同じです。
見出しが短い前提でデザインされているのに、公開直前に長い文章へ差し替えると、改行やボタン位置、セクションの高さが変わります。

素材が未確定でも依頼はできます。
ただし、その場合は次のように扱いを分けておくと安全です。

  • FIX済み:この内容で実装してよい
  • 仮置き:後で差し替える前提。差し替え時に調整が発生する可能性がある
  • 未支給:制作側で仮素材を使うか、支給待ちにするかを決める
  • 制作依頼:原稿作成や画像選定も依頼範囲に含める

WordPress外注で手戻りが起きやすいポイント

手戻りが起きやすいのは、デザイン・更新範囲・修正回数の認識が揃っていないときです。

よくあるのは、設計段階では見えていなかった項目が、実装中に出てくるケースです。

たとえば、デザインを組んでいる途中で「これは管理画面から更新できないと運用しにくい」と分かることがあります。

その場合、静的にHTMLへ書くだけではなく、カスタムフィールド化する必要があります。
カスタムフィールドが増えれば、管理画面の設計、出力処理、確認範囲も増えます。

また、先方から共有された情報を一度ファイルにまとめたものの、途中で所在が分からなくなり、内容も忘れてしまったことがありました。

こうした情報の迷子を防ぐには、共有場所を1つに決めることが重要です。

  • Google Drive
  • Notion
  • Backlog
  • GitHub
  • Chatworkの概要欄

どれでも構いません。
ただし、仕様・素材・修正内容が複数の場所に散らばると、確認漏れが起きやすくなります。

もう1つ大きいのが、修正回数です。

先方側のデザイン修正回数を握れておらず、何度も修正対応しなければいけない事態になることがあります。

デザイン変更なのか、実装ミスの修正なのか。
ここを分けておかないと、外注先の作業量だけが増えてしまいます。

外注前に決めるなら、次のように切り分けるのがおすすめです。

種類扱い
実装ミスデザイン通りに反映されていない、リンク先が違う修正対応
デザイン変更色、余白、レイアウト、画像差し替え方針の変更変更対応として相談
仕様追加更新項目の追加、ページ追加、フォーム項目追加追加見積もりになる可能性
素材差し替え原稿・画像・ロゴの変更影響範囲により調整

依頼前チェックリスト

WordPress構築を外注する前に、最低限以下を確認しておきましょう。

  • ページ数は決まっているか
  • 一覧ページ・詳細ページの有無は決まっているか
  • 管理画面で更新したい箇所は決まっているか
  • カスタム投稿・カスタムフィールド・カスタムタクソノミーの要否を相談したか
  • 原稿・画像の支給状況を整理したか
  • 原稿・画像・ロゴ・実績素材のFIX/仮置き/未支給を分けたか
  • PC・SPデザインの有無を共有したか
  • サーバー・ドメイン情報を確認したか
  • 修正回数と修正範囲を決めたか
  • 公開後の保守範囲を決めたか

すべてを自社だけで決める必要はありません。
分からない部分は「未定」として共有し、外注先と一緒に整理すれば大丈夫です。

大事なのは、曖昧なまま見積もりや実装に入らないことです。

よくある質問

Q. WordPress構築を外注する前に、すべて決めておく必要はありますか?

A. すべて決まっていなくても相談はできます。ただし、ページ数、更新したい箇所、原稿・画像の状況、公開希望日は整理しておくと見積もりや進行がスムーズです。

Q. カスタム投稿やカスタムフィールドが必要か分かりません。

A. 自社で更新したい情報がある場合は、外注先に相談してください。実績、スタッフ、料金表、FAQなどは、管理画面から更新できる設計にした方が運用しやすい場合があります。

Q. 原稿や画像が完全に揃っていなくても依頼できますか?

A. 依頼自体はできます。ただし、未確定の素材が多い場合は、デザインや実装の修正が増える可能性があります。どこまで確定しているかを先に共有することが大切です。

Q. 修正回数は最初に決めた方がよいですか?

A. 決めておくのがおすすめです。デザイン変更、仕様追加、実装ミスの修正を分けておくと、後から認識ズレが起きにくくなります。

Q. WordPress構築後の保守も依頼できますか?

A. 外注先によります。更新作業、バックアップ、軽微修正、トラブル対応など、どこまで含むかを公開前に確認しておくと安心です。

WordPress構築を外注する前に決めることをまとめます。

  • ページ数とページ構成を整理する
  • 管理画面で更新したい箇所を決める
  • カスタム投稿・カスタムフィールドなどの仕様を確認する
  • 原稿・画像・ロゴ・実績素材の確定状況を共有する
  • 修正回数と修正範囲を事前に決める

WordPress構築は、見た目を作るだけではありません。
公開後にどこを更新するか、誰が運用するかまで考えることで、手戻りを減らせます。

外注前の整理に不安がある場合は、要件整理の段階から相談するのがおすすめです。

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WordPress構築を外注したいけれど、要件整理や見積もり前の準備に不安がある方へ。
筆者はフリーランスのWebディレクターとして、LP・コーポレートサイト・WordPress制作を行っています。
まずは現在の状況を整理するところからご相談いただけます。

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LP・コーポレートサイト・ECサイトの制作ディレクションを行うフリーランスWebディレクター。Web制作歴5年、ディレクション歴2年。

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