WordPressサイト制作でSEOを意識するために最初に決めること
WordPressでサイトを作る場合、公開後にSEO設定を後から整えようとすると、構造の変更やURLの修正が難しくなることがあります。
タイトルタグ・パーマリンク・表示速度・見出し構造・計測ツールの設定。
これらは制作段階で決めておく方が、公開後の改善コストが下がります。
この記事では、LP・コーポレートサイト・WordPress制作を行うWebディレクターの立場から、制作段階でSEOを意識するために最初に決めることを整理します。
WordPressのSEOは制作段階から設計した方がよい
WordPressは構造上SEOに対応しやすいCMSですが、初期設定のままでは不十分な箇所があります。
公開後に「URLを変えたい」「タイトルを整理したい」「表示が遅い」といった問題に気づいても、構造から変えるには一定のコストがかかります。
WordPress構築の案件では、制作段階からパーマリンク・タイトル・表示速度・Search Consoleをセットで設計しておくと、公開後の改善がしやすくなります。
制作段階で設定するSEOの基本5つ
制作段階で設定するSEOは、パーマリンク・タイトル・HTML構造・表示速度・計測の5つです。
一つずつ確認します。
パーマリンクを英語スラッグに設定する
WordPressのデフォルト設定では、URLが /?p=123 のような数字形式になります。
SEOを意識する場合は、/blog-column-seo/ のように記事の内容が分かる英語スラッグに変更します。
パーマリンクの構造は公開後に変えるとURLが変わり、外部リンクや検索評価に影響が出ます。制作前に決めておくのが原則です。
タイトルタグ・メタディスクリプションを設定できる状態にする
各ページのタイトルタグとメタディスクリプションは、SEOプラグインを使ってページごとに設定できる状態にします。
タイトルは検索結果に表示され、クリック率に影響します。サイト名だけが入ったタイトルのまま公開されているサイトは、改善の余地があります。
ページごとに「何を伝えるページか」が分かるタイトルを設定します。
見出しタグとalt属性を適切に使う
見出しタグ(H1・H2・H3)はページの構造を示すために使います。デザイン目的だけで使うと、検索エンジンにページの内容が伝わりにくくなります。
H1はページに1つだけ、H2以下で内容を構造化します。
画像にはalt属性を設定します。検索エンジンが画像の内容を理解するために使われるほか、スクリーンリーダーなどのアクセシビリティにも関わります。
表示速度を意識した実装をする
表示が遅いサイトは、ユーザーが離脱しやすくなります。
制作段階で意識するポイントは以下です。
- 画像をWebP形式で書き出す
- LCP(ページ上部の主要画像)には遅延読み込みを適用しない
- 不要なプラグインを入れない
- CSSとJavaScriptを整理する
テーマやプラグインの選定段階から、不要な読み込みが少ない構成を意識します。
Search Consoleを制作段階で設定する
Search Consoleは、Googleが自社サイトをどう認識しているかを確認できるツールです。
制作段階でプロパティを追加しておくと、公開直後からインデックス状況・表示回数・検索キーワードを確認できます。
公開後にまとめて設定しようとすると、初期のデータが抜けてしまいます。制作時に設定しておくのが現実的です。
制作を依頼する前に伝えておくと良いこと
WordPressの制作をフリーランスや制作会社に依頼する場合、事前に伝えておくと設計が揃いやすい情報があります。
依頼後に「URLの形式を変えたい」「タイトルはどこで管理するのか」などが出てくると、後から対応コストがかかることがあります。
以下は、依頼時に共有しておくと制作がスムーズになる情報です。
- 狙いたい検索キーワードがあれば共有する
- 各ページのタイトルを個別に設定したいか伝える
- 問い合わせへの導線をどのページに置くか先に決める
- Search Consoleの設定を制作に含めてほしいか依頼に含める
制作側でSEOを考慮した実装ができる場合は、最初から設計に含めてもらう方が、公開後の手戻りが減ります。
まとめ
WordPressサイト制作でSEOを意識するには、制作段階からパーマリンク・タイトル・HTML構造・表示速度・計測ツールを設計しておくことが大切です。
- パーマリンクを英語スラッグに設定する(公開前に決める)
- タイトルタグ・メタディスクリプションをページごとに管理できる状態にする
- 見出しタグとalt属性を適切に使う
- 表示速度を意識した画像・プラグイン管理をする
- Search Consoleを制作段階で設定する
制作段階から設計しておくと、公開後の改善コストが下がります。
よくある質問
Q. WordPressはSEOに強いですか?
A. 設定次第です。デフォルト状態では不十分な箇所があるため、パーマリンク・タイトル・HTML構造・表示速度・計測ツールを制作段階で整える必要があります。
Q. SEO対策はWordPressのプラグインだけで大丈夫ですか?
A. プラグインはタイトルやメタディスクリプションの管理を助けますが、それだけでは不十分です。見出し構造・alt属性・表示速度・Search Console設定なども合わせて設計します。
Q. パーマリンクは公開後でも変えられますか?
A. 変えること自体はできますが、URLが変わるため検索エンジンの評価がリセットされたり、外部からのリンクが切れたりするリスクがあります。制作段階で決めておく方が安全です。
Q. 制作会社に依頼する場合、SEO設定はどこまで対応してもらえますか?
A. 制作会社によって対応範囲が異なります。パーマリンク・プラグイン設定・Search Console接続・タイトル設定まで含むかどうか、依頼前に確認しておくと安心です。
WordPressサイト制作でSEOを意識するために最初に決めることをまとめます。
- パーマリンクを英語スラッグに設定する(公開前に決める)
- タイトルタグ・メタディスクリプションをページごとに管理できる状態にする
- 見出しタグとalt属性を適切に使う
- 表示速度を意識した画像・プラグイン管理をする
- Search Consoleを制作段階で設定する
制作段階から設計しておくと、公開後の改善コストが下がります。
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筆者はフリーランスのWebディレクターとして、LP・コーポレートサイト・WordPress制作を行っています。
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